商標の似ている似ていないを判断する3つの方法

「Re就活」と「リシュ活」。

似ているという人もいれば、似ていないという人もいます。


商標の似ている似ていない、一体、どうやって判断するのでしょうか。


2つの商標の類似を判断する方法は3つです。

1.見た目が似ているかどうか

2.読み方が似ているかどうか

3.概念が似ているかどうか

3つのうち、いずれかが似ていたら、類似と思ってください。


ただし商標の難しいところは、いずれかが似ているからと言って、2つの商標が類似という結論になるわけではないところです。


「Re就活」と「リシュ活」を比べてみると、呼び方が似ています。

呼び方が似ている→2つの商標が似ていると判断した大阪地裁

呼び方が似ている→だからと2つの商標が似ているとは限らないと判断した大阪高裁


裁判所の判断も分かれてしまうのが商標の類似判断なのです。