質屋さんでも見抜けない「ニセモノ」の正体

質屋さんと言えば、ニセモノを見分けるプロ、

そんな質屋さんがバーキンのニセモノを見抜けなかった、

質屋さんでも騙されてしまうニセモノ、

その正体は何か。


【ニセモノって何】

むかしのニセモノの特徴といえば、

YKK以外のファスナ、

縫製が下手、

ロゴが変、

分かりやすい特徴。


いま出回っているニセモノ、

むかしのような幼稚なニセモノではない。


いまのニセモノ、

実はホンモノと同じ。


【ニセモノとホンモノの違い】

いまのニセモノ、

ホンモノと同じ工場で作っている。


ホンモノを作る工場で一体何が起こっているのか。

工場では依頼された数だけしか作ってはいけない。

でも実は、

こっそり多めに作っている。


1000個まではホンモノで1001個目はニセモノ、

ホンモノと同じ工場で作っている、

だから見た目で判断できない。


【わざとではない】

わざと多めに作るのはけしからん。

でも、わざとではない。

工業製品なので完璧というわけではない。


作ってみたら、ちょっと失敗した。

訳あり商品やちょいキズ商品みたいなもの。


だから予め多めに作っておく。

訳ありやちょいキズは工場で処分されるはず、

でもそれが横流しされている。


訳ありやちょいキズ、

使う分には全く問題なし、

喜んで取引されている。


海の向こうの工場の管理、

とても大変。

ホンモノの工場で作っているから、

売る方も買う方も「ニセモノ」とは気が付かない。


ご質問・お問い合わせはこちら