税関で止まるニセモノと止まらないニセモノがある

ニセモノと麻薬・拳銃、

どちらも税関で止まる輸入禁制品。


同じ輸入禁制品、

でも税関が止める理由は全然ちがう。


麻薬・拳銃、

これは治安や公序良俗の維持のため、

だから必ず止まる、

例外はない。


ニセモノを止める理由は何か、

商標権や意匠権を侵害するから。


商標権や意匠権、

一体、だれの権利なのか?


商標権や意匠権は個人や企業の権利、

個人や企業の権利を侵害するから、

税関が止める、

麻薬・拳銃を止める目的とは全く違う。


だから麻薬・拳銃は例外なく止まる、

でもニセモノは止まらないことがある。


個人使用目的の場合がそれ、

同じモノでも使う人によって止まったり止まらなかったり。


権利者がOKという場合も止まらない。

同じモノでも権利者がNOなら止まり、

権利者がOKなら止まらない。


権利がなくなれば止まらない。

同じモノでも昨日は止まるけど今日は止まらない。


主張すれば止まらない。

侵害かどうかの判断は難しい。

同じモノでも主張が通らなければ止まり、

主張が通れば止まらない。


同じモノなのに止まったり止まらなかったり、

知的財産は厄介だ。


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