お金を守る著作権と心を守る著作権がある
著作権ということばを聞かない日がないほど、いまでは誰もが知っている権利。
その著作権、言っている人によって少しづつ権利が違う。
なので「著作権」という共通のことばを使っているのに、お互い理解しえない。
著作権と言って、まず思い浮かぶのが、複製権や公衆送信権のこと。
複製権はコンテンツのコピペすること。
公衆送信権はコンテントをSNSやユーチューブにアップすること。
著作権のなかでも、普段の生活でもっとも身近な権利。
複製権や公衆送信権は、お金を守る権利。
なぜお金を守るのか。
無断でコピペしたり、無断でアップして、それによって儲ける人がいるから。
儲ける人がいるなら損をする人もいる。
だからお金を守るカテゴリー。
そしてもう一つが心を守る著作権。
なぜ心を守るのか。
勝手にコンテンツの内容を変えられた、
誰にも見られないようにしていたのに勝手にコンテンツを公表された、
こういうことをされるとどう思うか。
心が痛む。
お金を守る著作権は財産権、心を守る著作権は人格権。
「著作権」と言ったとき、それはどの著作権のことなのか。
2つの著作権を知っているだけで、随分と理解が楽になります。
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