競技画像をアップしたら著作権の侵害で逮捕された事件

女性アスリートの競技画像をネットにアップした人が著作権法違反で逮捕された事件がありました。

女性アスリートの画像をつかうのはけしからん、

男性アスリートの画像だったら逮捕されないのか、

競技は著作物なのか、

いろんな疑問があると思います。

では簡単に解説してみましょう。


女性アスリートではなく男性アスリートだったらどうなるのか?


著作権の侵害で逮捕された理由は、放送局が撮影した画像を使ったからです。

だから、女性、男性で違いはありません。

他人が撮影した男性アスリートの画像をアップしても著作権の侵害です。


次に、なぜスポーツが著作権と関係があるのか、という疑問です。

スポーツは著作物ではありません。

ルールに基づいて演じているわけではないのでスポーツは著作物ではありません。

スポーツは著作物ではなくても、それを撮影した映像には放送局の著作権があります。


逮捕の理由は、権利をもっている放送局に無断でコンテンツをネットにアップしたからです。


過激に表現されたタイトルをみると、著作権がますます分からなくなります。

やっていることは過激でも、他人のコンテンツを無断でアップしたから著作権侵害というとても単純なことです。


もし逮捕された男性が放送局のコンテンツを利用せずに、自分で撮影していた映像をアップしていたら、まったく違う結果になっていました。