「似ている」を判断するのが難しい著作権の世界

他人が創ったイラストをそのままコピーすれば著作権の侵害、

これはわかりやすい。

イラストをそのままコピーしていないけどなんとなく似ている、

実は「似ている」を判断するのは専門家でも難しいのが著作権の世界です。


著作権の世界で「似ている」かどうかを判断するときは、

創作性がある部分をコピーしているかどうかで判断します。


創作性があるかどうかをどうやって判断するのか、

これは結局、裁判所が判断するまで誰にもわかりません。


簡単に言うと、

あるイラストの一部をコピーしている場合、

その部分が誰が表現しても同じになる表現なら、

その部分には創作性はありません。


そしてもう1つ大事なことは、

創作性がある→オリジナリティーがある、

創作性がない→他人のコンテンツのコピー。


他人のコンテンツをコピーせずに、

自分でコンテンツを創作した、

これがたまたま他人のコンテンツと似ている。


こんなこともよくあることです。

でもこの場合は全く心配いりません。


自分で創作したコンテンツがたまたま他人のコンテンツと似ていても、

それは著作権の侵害ではありません。