他人のロゴマークに似ているかもしれない、と思ったらどうしますか?
これから自社の商品やサービスに使う予定のロゴマークが他人のロゴマークに似ているかもしれない、
こう思ったとき、あなたならどうしますか?
似ているなら、使うのをやめる、
似ていないかもしれないので、そのまま使い続ける、
相手から止めろと言われたら止める。
どれも正解、
どれも不正解です、
答えはありません。
ただ、似ているかもしれないロゴマークを使い続けると、
どういうトラブルになるのかは知っておきましょう。
決して、想定外だった、なんて言い訳はしてはいけません。
相手から似ていると指摘されたとき、
反論する、
使うのを止める、
無視する、
最後の無視は絶対だめですが、
反論する場合も、使うのを止めるのも、
どちらも大変です。
使うのを止めるのは簡単と思っている人もいます。
でもロゴマークが使われている商品が製造されていたら、
その商品の販売を止めなければなりません。
すでに製造していた在庫はすべて廃棄です。
反論すれば勝てると思っている人もいます。
でも相手も人の子です。
一度振り上げた拳を降ろすことはなかなかできません。
似ているか似ていないか、という言い合いを続けながら、
それでも埒が明かないときは、裁判です。
時間とお金がとてもかかる裁判にたとえ勝ったとしても、
それが本望でしょうか。
裁判なので負けることもあります。
似ているイラストを使うというのは、
いつ起こるか分からない潜在的なリスクを抱えながらのスタートということを知っておきましょう。
0コメント