2人で創ったコンテンツは将来のトラブルのもとになる

このコンテンツは私たち2人が力を合わせて創りました。

音楽や書籍やイラストなど、

2人で創りました〜というコンテンツは多いのですが、

のちのち著作権で揉めることが多のも事実です。


2人で創ったコンテンツがなぜトラブルのもとになるのでしょう?


複数の人が創作したコンテンツを共同著作物といいます。

共同著作物は、利用するには相手の合意が必要です。


2人の関係が良いときには、問題ないのですが、

2人の関係がギクシャクしだすと、

暗黙の合意では足りず、

そうすると合意が得られずコンテンツの利用が難しくなります。


こころの中では、本当は自分が創った、

でも仲間だから共同で創ったことにした。


本当は1人で創った、

でもそれが言えない空気があったので共同で創ったことにした。


2人で力をあわせて創ったというのは建前で、

実は1人で創ったというケースが多いものです。


相手のサポートがなければコンテンツが完成しなかったかもしれない、

でも著作権的には、それは共同で創ったとはいいません。


2人の関係が破綻すると、

このような事実が一気に吹き出します。


あなたは単に手伝っただけ、

わたしのサポートがなければコンテンツは完成していない、

このコンテンツの著作権はわたしだけのもの、

コンテンツを利用するなら、わたしに断りを入れて、

などなど。


2人の創作活動はそのときは楽しいのですが、

将来のトラブルに発展しやすいということもお忘れなく。