必ず起こる商標のトラブルに備える2つの方法

商標のトラブルは必ず起こります。

だから起こることを前提にして対策を講じておきましょう。


商標トラブルが必ず起こるなら、

まず、起こる確率を下げる対策をします。

つぎに、起きた場合の対応を考えておきます。


【起こる確率を下げる】

商品やサービスに使うネーミングを使用する前に、

そのネーミングが商標登録されていないかどうかを調べておくことが基本です。


登録商標と同じネーミングだけではなく、似ているネーミングを使っていてもトラブルになる可能性があります。

どこまで似ていればダメなのか、

これは難しい判断です。


一つの答えは、使う予定のネーミングを出願してみることです。

これで登録できれば安心して使えるという判断ができます。


【起きたときの対応】

自分で登録しているのか、登録していないのか、

使っているネーミングを変えることができるのかどうか、

交渉するのかしないのか、

交渉するなら交渉する材料があるのかどうか。


商標のトラブルは相手があってのことです。

相手がいいと言えば丸く収まります。

どんなに努力しても相手が受け入れなければ解決しません。


ビジネスで商標を使うなら商標を登録して使うことが前提です。

保険をかけてトラブルに備えるのと同じですですね。