商標の警告書がきても慌てない

ある日、突然、商標権侵害の警告書がやってきた。

自分の登録商標を使っている人は、ひとまず安心。

反論する方法はいくらでもあります。


商標を登録せずに使っている人は、これを機会に今後のことを考えてください。


さて、警告書がきたから商標権の侵害、

というわけではありません。

ここを理解してください。

商標権を侵害している、

相手が思っているだけです。


相手の登録商標をみてください。

自分が使っているロゴマークと同じなのかどうか。


もし同じでなければ、相手は似ているという理由で警告しています。


似ているの判断、

これは専門家でも難しい判断です。

似ているか、似ていないかという感覚はひとそれぞれ。

そして、最終的には、裁判所が結論を出すまで分かりません。


似ているから使うのを止めろ、

と言ってきて、それに従うのもよし、

似ていないという理由で反論するのもよし。


一番、悪いのは、何もしないで放っておくこと。

これをしてしまうと、相手を怒らせてしまいます。


その他にも、権利者が誰なのか、

権利者からの警告なのか、

権利は存続しているのか、

確認することはたくさんあります。


専門家に聞けば対応してくれますが、

まずは自分がどうしたいのか、

腹を決めてください。